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2023/08/08

ホテルの宿泊部の仕事はどういった内容なのか、1日のスケジュールや給料もまとめて解説

ホテルの仕事は主に、「宿泊部」、「料飲部」、「調理部」「宴会部」、「管理・営業部」の5つの部門に分かれていることをご存知でしょうか。その中でも、宿泊部はホテル経営において重要な役割になります。

そこで本記事では、ホテル宿泊部の仕事内容や1日のスケジュールなどを解説します。ホテルでの勤務を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ホテル職の種類と仕事内容

ホテル職の種類と仕事内容について5つ紹介します。

・フロント

・ベルパーソン

・ドアマン

・コンシェルジュ

・ハウスキーピング

下記では、それぞれの仕事内容について解説します。

フロント

ホテルのフロントスタッフは、チェックインとチェックアウトの手続きを担当しますチェックインでは、宿泊客の身分証明書の確認や宿泊料金の支払いなどを行います。また、予約の確認と受付もフロントスタッフの役割です。予約内容の確認や宿泊日程の調整、キャンセルの手続きなどを行います。

さらに、フロントスタッフは宿泊客への情報提供とサポートも重要な役割を果たします。観光地や周辺施設の案内、レストランの予約や交通手段の提案など、宿泊客が快適に滞在できるようにサポートします。

ベルパーソン

ベルパーソンは、ホテルのエントランスで宿泊客を出迎えます。荷物をホテルまで運び、お客様を案内します。ベルパーソンはホテルの顔となるので、ホテルの重要な役割と言えます。

また、荷物を運ぶことが主な仕事のため、男性で体力のある人が向いています。立ち仕事がほとんどでホテル外にいることも多いベルパーソンにとって夏は、かなり疲労が貯まる時期になります。

ドアマン

ドアマンはホテルの業務の一環として、お客様を出迎える役割を担当します。ドアマンはお客様の車を駐車場に案内し、駐車に関する手続きをサポートします。丁寧な挨拶や笑顔でお客様に接し、ホテルの印象を良くする役割も果たします。また、周辺の警備も業務に含まれております。

コンシェルジュ

コンシェルジュは、ゲストからの要望や問い合わせに対応し、レストランの予約や観光地のチケット手配などのお手伝いをします。さらに、観光地やレストランなどの情報提供やアドバイスも行い、ゲストの滞在をサポートします。

宴会の予約や会場の手配もコンシェルジュの仕事です。また、地元の特産品やおすすめの観光スポットなどもご紹介するためお客様と距離が近いのも特徴です。

ハウスキーピング

ハウスキーピングは、お客様の快適な滞在をサポートするために、客室の清掃と整理を担当します。具体的な業務内容は、ベッドメイキングや掃除、床の清掃などです。また、タオルやアメニティの補充も行います。

もし、お客様が必要とするタオルやアメニティが不足している場合には、迅速に補充し、お客様の要望にお応えします。さらに、ゴミの回収と廃棄も行い、お客様が使用したゴミを適切に処理します。これにより、客室は清潔で整頓され、お客様にとって快適な滞在を提供することができます。

ホテルで働いている宿泊部のスケジュール

ホテル宿泊部のスケジュールは、宿泊予約の受付やチェックイン・チェックアウトの手続き、客室の清掃やメンテナンスなどの業務が含まれます。このスケジュールは、予約状況や客室の利用状況に応じて調整されます。

具体的には、予約が入った場合には受付や手続きの時間を確保し、チェックアウトがある場合には清掃スタッフにその時間を割り当てます。また、客室の利用状況によってもスケジュールが変わるためそれぞれの業務担当者ごとに、各業務が円滑に進行するようにスケジュールが管理されます。

ホテルの宿泊部で仕事をするメリット

ホテルの宿泊部で仕事をするメリットを3つ紹介します。

・清掃された綺麗なホテル内で仕事ができる

・国際的な経験をすることができる

・お客様との接客を通して自分の成長を実感できる

下記では、それぞれのメリットについて解説します。

清掃された綺麗なホテル内で仕事ができる

ホテルでの仕事は、清潔な環境で働くことができるため、気持ちよく仕事ができます。清潔な環境なため、ストレスを抱えて仕事しなくて良いのは大きなメリットだといえます。また、温度調整も可能なため、夏や冬でも気温に囚われずに快適に仕事することができます。

国際的な経験をすることができる

国際的なホテルで宿泊部として働くことには、多くのメリットがあります。まず、異なる国や文化の人々と接する機会がありますので、国際的なコミュニケーションスキルを磨くことができます。また、外国人観光客の予約ニーズに応えるためには、多言語での対応が求められますので、語学力を向上させることができます。

語学力の向上は、自身のスキルアップにも繋がり、将来的に他の業界でも役立つためかなりのメリットだといえます。さらに、国際的なホテルのチェーンで経験を積むことで、将来的に海外での就職やキャリアアップの機会が広がります。

お客様との接客を通して自分の成長を実感できる

お客様とのコミュニケーションを通じて、自分の意見や情報を明確に伝える能力が向上します。また、顧客の要望に応えるための対応力が養われ、適切な対応ができるようになります。さらに、顧客からのフィードバックを受け取り、改善点を見つけることが自分の成長につながります。

これらの能力は、顧客との関係を良好に保ち、顧客満足度を高めるために重要です。さらに、宿泊部での仕事は、お客様と直接接する機会が多いため、コミュニケーション能力接客スキルを磨くことができます。

ホテルの宿泊部で仕事をするデメリット

ホテルの宿泊部で仕事をするデメリットについて4つ紹介します。

・夜勤で生活がリズムが乱れやすい

・理不尽なクレームであっても対応しないといけない

・繁忙期に休暇を取るのは難しい

・不衛生な場所も清掃しないといけない

下記では、それぞれのデメリットについて解説します。

夜勤で生活リズムが乱れやすい

ホテルの宿泊部で夜勤の仕事をすると、生活リズムが乱れやすくなります。ホテルの仕事はシフトがよく変動するため、健康的な生活を送れず身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、夜勤の場合は、生活リズムの調整健康管理に注意が必要です。また、接客業の場合は、お客様とのコミュニケーションを円滑にするためにも、体調管理が重要になります。

理不尽なクレームであっても対応しないといけない

ホテルの宿泊部で仕事をするデメリットとして、理不尽なクレームであっても対応しないといけないことが挙げられます。これらのクレームは客観的な根拠がなく、ホテルの責任ではないこともよくあります。

クレームに対応するためには時間や労力が必要であり、他の業務に支障をきたす恐れがあるため、お客様の気持ちを落ち着かせる必要があります。また、クレーム対応の遅延や不適切な対応は、ホテルの評判顧客満足度に悪影響を与えるため、クレーム対応は慎重に行う必要があります。

繁忙期に休暇を取るのは難しい

大型休暇などの繁忙期は、仕事が忙しくなる時期で、休暇を取ることやプライベートの予定を立てることが難しいです。仕事量が増えるため、ストレスが溜まりやすく、連勤が続くこともあり、体力的にも負担が大きいです。

しかし、繁忙期は一時的なものであり、仕事が落ち着くとプライベートの時間も増えるため、繁忙期が終われば休暇に入り、仕事の疲れを取る必要があります。

不衛生な場所も清掃しないといけない

清掃作業は、不衛生な場所も清掃しないといけません。汚れた場所を掃除する際は、汚れや臭いの対処が求められます。また、清掃作業は体力を使うため、疲労感が溜まりやすいです。さらに、ホテル利用者の中には、ホテル内の器物を破損させて放置していたり、持ち帰り不可のアメニティを無断で持ち帰ったりする人もいます。

それらの修理や補充を行わないといけないとなると、かなりのストレスにつながります。しかし、清潔な環境を維持することは、ホテルの売り上げにも大きく影響する大切な仕事といえます。

ホテルの宿泊部で仕事をする人の平均給与

ホテルの宿泊部の給与は、地域やホテルの規模によって異なります。ホテルの宿泊部の給与は一般的な接客業と比較してやや高めです。また、経験やスキルによっても給与が変動することがあるため、キャリアアップや研修などに積極的に行き、給与アップに繋げる努力が必要になります。

さらに、ホテルで仕事していると、外国人観光客からチップをもらうことがよくあります。これは、安定した収入とはいえませんが、給与にプラスしてチップが入る可能性もあると考えるとかなり仕事のモチベーションになります。

参照:ホテル・旅館の年収・月収データ

ホテルの宿泊部での仕事に向いている人の特徴

ホテルの宿泊部で仕事に向いている人の特徴を3つ紹介します。

・サービス精神がある人

・責任感の強い人

・冷静に対応できる人

下記では、それぞれの特徴について解説します。

サービス精神がある人

ホテルの宿泊部での仕事に向いている人は、お客様の要望やニーズを正確に理解し、最高のサービスを提供できる人です。細かい気配りや配慮ができるため、お客様に心地よい滞在を提供することができます。

責任感の強い人

責任感の強い人はホテルの宿泊部での仕事に向いています。自分の言動に責任を持ち、お客様との関係を大切にします。また、困難な状況に直面しても諦めず、努力を惜しまずに仕事を遂行するため、お客様との間に信頼が生まれ、ホテルの支持を得ることにつながります。

冷静に対応できる人

冷静に対応できる人は、トラブルの起きやすいホテルでは重宝されます。クレームや問い合わせにも感情的にならず客観的に問題を解決できます。また、経験を積めば、冷静に対応できるようになってくるので、お客様と積極的に交流することが大切になってきます。

ホテルの宿泊部で仕事するために必要なスキルとは

ホテルの宿泊部で仕事するために必要なスキルを3つ紹介します。

・語学力

・柔軟な対応力

・コミュニケーション能力

下記では、それぞれのスキルについて解説します。

語学力

外国人宿泊客と円滑にコミュニケーションを取るためには、言葉の壁を乗り越えるための語学力が必要です。例えば、英語や他の外国語を理解し、話すことができることで、宿泊客の要望や問題を正確に把握することができます。これにより、宿泊客のニーズに合わせたサービスを提供することができます。

また、語学力があることで、宿泊客に対して丁寧な対応をすることができます。言葉の通じない状況では、コミュニケーションが円滑に行えず、宿泊客の不満や問題が解決されない可能性があります。そのため、語学力を身につけることは、外国人宿泊客との良好な関係を築くために非常に重要です。

柔軟な対応力

ホテルの宿泊部で仕事するために必要なスキルとして柔軟な対応力が挙げられます。ホテルでは、言語の通じない方や体の不自由な方も利用するため、柔軟に対応できなければ、お客様に不信感を与えてしまいます。

また、現代では、ネット予約が主流なため、悪い口コミが利用しようとしている人の目に入ると、お客さんの利用数の低下に繋がる恐れもあります。

コミュニケーション能力

ホテルの宿泊部で働くためには、コミュニケーション能力が非常に重要です。お客様とのコミュニケーションがスムーズであれば、要望や問題を正確に理解し、解決することができます。また、ホテルの宿泊部では、スタッフ同士の連携も重要です。コミュニケーション能力が高ければ、スタッフ同士で協力して問題解決を迅速に行うこともできます。

これにより、チーム全体の効率が向上し、お客様により良いサービスを提供することができます。つまり、ホテルの宿泊部で働くためには、コミュニケーション能力は欠かせないスキルであるといえます。

まとめ

本記事では、宿泊部の仕事内容や1日のスケジュールなどを解説しました。ホテルの宿泊部で仕事をするメリットやデメリットも理解できたかと思います。また、ホテルによってスケジュールや給与が違いますので、働く前に調べておくことが重要です。ホテル勤務を考えている人は、本記事で紹介した、メリットとデメリットを抑えておきましょう。

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