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2023/08/08

調理師になりたい人の履歴書の書き方!調理師免許の取得から就活まで解説

「調理師免許って履歴書に書ける?」「調理師になりたいけど、履歴書の書き方がわからない」とお悩みの方も多いでしょう。飲食業界や調理師を目指している方にとって、調理師免許は履歴書に書ける重要なアピールポイントです。

本記事では、調理師免許を履歴書に書く方法と調理師になりたい方の履歴書の書き方を解説します。

調理師免許は履歴書の資格欄に記入できる

調理師免許は履歴書の資格欄に記入できるため、調理師・飲食業界への就職などでアピールできます。

調理師免許の履歴書への書き方

調理師免許を履歴書へ書く場合、資格欄に以下のように記載しましょう。

免許・資格
2022 3調理師免許取得

取得年月は、免許証に書いてある年月を記載します。元号・西暦のどちらで記入するのかについては、特に決まっておりません。ただし履歴書全体で、元号・西暦のどちらかに統一する必要があります。

また現在調理師免許を取得中の方は、資格欄の下にある特記事項欄で「○年○月に調理師免許取得予定」と記載することがおすすめです。

調理師免許に関する別の資格の履歴書への書き方

調理師免許以外にも料理に関する資格は多数あるため、持っている方はあわせて記載しましょう。調理師免許と同じく、資格欄には取得年月・資格の正式名称・「取得」または「合格」の文字を記載します。

料理に関する主な資格の一例は、以下の通りです。

・ふぐ調理師

・製菓衛生師

・食品衛生責任者

・栄養士

・管理栄養士

・介護食士

・船舶料理士

・日本酒品質鑑定士認定証

・JSA(日本ソムリエ協会)認定ソムリエ

その他の履歴書で重要な項目

履歴書では資格欄以外にも、以下のような重要な項目があります。

基本情報・学歴・職歴の記入(例:○年○月 ○○県立○○高等学校○○科 入学)(例:○年○月 ・学校名・会社名は省略せずに記入する・元号・西暦はどちらかに履歴書全体で統一する
趣味・特技・仕事に関係ない場合も記載する・面接官との会話につながる可能性がある・人柄を見てもらえる
健康状態・業務上問題がなければ「良好」と記載します。
志望動機・採用につながる重要な項目・志望した理由と、採用されたときのキャリアプランについて記載する・企業のどんなところが魅力が記載する
自己PR・採用に関わる大切な項目・あなたを採用することで、企業が得られるメリットを記載する・持っているスキル・経験・知識を記載する

調理師として採用されやすい履歴書のポイント

ただ履歴書を書いても、採用される確率は高まりません。そこで調理師として採用されやすくなる履歴書のポイントについて、解説します。

読みやすさを重視する

履歴書は採用担当者が確認するため、読みやすさからいい印象を与えられます。特に手書きの場合は上手い下手ではなく、丁寧に書いているかで判断されやすいです。乱雑に書かれていると、雑な印象を与えます。

また手書き・デジタル問わず、読みやすい文章を心がけましょう。言葉を正しく使ったり、元号・西暦を統一したりすると読みやすくなります。記入後は誤字脱字がないか、しっかりチェックしましょう。

結論・エピソード・まとめの順番で書く

どの項目であっても、結論から書くと読みやすいです。結論・エピソード・まとめの順番で書くと、何をアピールしたいのか・何を言いたいのかが面接官に伝わります。

エピソードはできるだけ具体的に書くと、なぜそう思ったのかがわかりやすいです。苦手なことを克服した経験・アルバイトでお客様に喜んでもらった経験・失敗から学び改善した経験など、オリジナルなエピソードを書きましょう。まとめではただ結論を述べるのではなく、採用後の展望も書くと面接官の興味をひきます。

記入漏れ・誤字をなくす

記入漏れ・誤字があると、乱雑さや不注意な印象を与えます。記入後・翌日・提出前など、複数回の確認を心がけるだけで記入漏れ・誤字を防げるでしょう。日常生活では略字を使っている方などは、特に正しい文字で書けているかチェックしてください。

また記入日を書き忘れてしまう方は、非常に多いです。記入日は履歴書を書いた日ではなく、面接日(また郵送の場合は投函日)のため注意しましょう。履歴書を書き始めた時点で面接日がわかっている方は、書き始めた時点で記入するといいです。

経歴など嘘を書かない・隠さない

学歴・職歴・資格欄・自己PRなどのエピソードで、嘘を書かないようにしましょう。面接官はプロのため、嘘を必ず見抜きます。もし嘘がバレなかったとしても、いつかバレてしまったときに信用を失うでしょう。

また短期で退職していた過去などがあっても、経歴を隠してはいけません。採用後にバレてしまうと同僚から信頼されず、仕事に支障をきたします。また短期退職の理由によってはアピールにつながるため、隠すよりもうまく伝えることを重視しましょう。

応募先の企業に魅力を感じていることをアピール

志望動機・自己PRでは、応募先の企業に魅力を感じていることを伝えることが大切です。いい印象を持っていることをアピールすると、面接官に「長く働いてもらえそう」「一生懸命になってくれそう」と感じてもらえます。

特に企業の理念に共感したり、飲食店の雰囲気を褒めたりすると、応募先企業への思いが伝わりやすいです。ミスマッチも防げるため、どんなところに魅力を感じているのか積極的に履歴書へ書きましょう。

採用するメリットを伝える

履歴書を書く目的は、応募先の企業に自分を知ってもらい採用してもらうためです。そのため履歴書の中でも、特に志望動機・自己PRなどでは自身を採用するメリットを伝えるように心がけましょう。

採用するメリットとは、具体的には以下が挙げられます。

・活躍できるスキル・経験がある

・前職での実績

・やる気がある

・真面目さ・集中力など、人柄のよさ

あなたを採用するメリットがあれば、面接官が興味を持ってくれる可能性が高いです。他の応募者とも差別化できるため、採用される確率を高められます。

調理師の就活で調理師免許は有利に働く

調理師になりたい場合、必ずしも調理師免許が必要ではありません。調理師免許の有無を問わず求人募集をしている店舗もありますが、調理師免許を持っている方が採用において有利に働きます。

調理師免許を持っている方が就職に有利な理由は、以下の通りです。

・即戦力と思ってもらえる

・調理師免許必須の求人に応募できる

・資格手当が支給される企業がある

・役職に就くときに評価される

また就職後に独立・開業するときにも、調理師免許がある方が開店しやすいといったメリットがあります。

調理師の就活

調理師の就活先は、以下のようにさまざまな職場がある魅力的な仕事です。

・飲食店

・学校の給食センター

・病院

・介護施設

しかし厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)」では、宿泊業・飲食サービス業に就職した新規学卒就職者の3年以内離職率は60.6%と離職率が高い状況です。

これらのことから多数の職場から就職先を選べる一方で、職場のストレス・店舗とのミスマッチなど多様な理由で離職する人が多いといえるでしょう。自分に合った職場を選ぶためには、履歴書を書く際に「なぜ自分が調理師になりたいのか」「なぜ応募先の企業で働きたいのか」を考え、自身と向き合うことが必要といえます。

調理師免許の取得方法

「調理師を目指しているけど調理師免許を持っていない」という方に向けて、調理師免許の取得方法を解説します。

調理師試験への合格

調理師試験とは中学校卒業以上の学歴があり、調理の実務経験を2年以上積んだ方が受験できる試験です。実務経験は正社員に限らず、パート・アルバイトなどでも問題ありません。ただし「1日◯時間以上かつ週◯日以上の勤務を2年以上」といった、都道府県によって異なる条件があります。

さらに旅館など宿泊所を含む飲食店・販売のみでない魚介類販売業・継続して1回20食以上または1日50食以上を調理する学校や病院など、定められた施設で働くことが必要です。接客などの仕事ではなく、調理の経験を積むことが重要です。

調理師養成学校

厚生労働大臣指定の調理師専門学校・調理科のある高校や大学など、調理師養成学校を卒業することでも調理師免許を取得できます。学校で学び卒業した後、住所地の都道府県知事に申請することが必要です。

調理師養成学校の卒業は時間・学費などの負担があるデメリットがあります。一方でしっかり学校に通って単位を取れば卒業できるため、試験なしで調理師免許を取得できる点がメリットです。

調理師の仕事

調理師の仕事は以下のように、食品を扱うことが基本です。

・料理の下準備

・調理

・料理の盛り付け

・新メニューの考案

・食材管理

・食材や料理の衛生管理

・掃除をはじめとした調理場の管理

調理師は調理する以外にも、料理を作り上げる過程全てが業務内容にあたります。食器の用意・テーブルセットまで調理師が行うこともあるほど、業務内容は幅広いです。調理前の仕入れ・準備から調理後の後片付けまで、食品を扱うすべてにおいて知識・スキルを身につける必要があります。

調理師の主な就職先

調理師の主な就職先は、具体的に以下の通りです。

・飲食店(レストラン・カフェ・居酒屋など)

・飲食サービス業(ホテル・旅館・結婚式場など)

・飲食に関するイベント会場

・学校や寮の給食

・調理師養成学校

・病院・介護施設

・各企業の社員食堂

・料理教室の講師

食品を扱ったり提供したりする業務が多いですが、料理のスキル・知識を教える調理師養成学校の教員・料理教室の講師になる方もいます。

調理師になりたい人におすすめな履歴書での志望動機・自己PRの書き方

調理師になりたい方が使える、履歴書での志望動機・自己PRの書き方を紹介します。

明確に志望動機を書く

志望動機では「数ある企業の中で、なぜ応募先の企業を選んだか」を明確に書く必要があります。たとえば飲食店ではなくホテルの食堂を選んだ場合、そもそもなぜ飲食店ではなくホテルの食堂なのか・どうしてこのホテルなのかについて具体的な理由を書きましょう。

志望動機では、「貴店のHPを拝見し、◯◯という理念に共感しました」など興味を持ったエピソードがあると説得力が増します。企業の公式HPを見たり、実際に店舗へ足を運んだりすることで志望動機が書きやすくなるでしょう。

持っているスキル・経験を活かせることを伝える

学校で学んだ知識・アルバイトでの経験など、応募先の企業で活かせることを伝えましょう。たとえば以下のように、自分の持っているスキル・経験を具体的にどう活かせるのかを説明できます。

志望動機例:海外留学の経験を活かし、多国籍料理を提供する貴店で本場の味を再現したい

自己PR例:日本酒品質鑑定士認定証を取得しているため、劣化した日本酒かどうか識別できる

調理スキルだけでなく、英会話スキル・接客経験・ビジネスマナーなどさまざまなジャンルのスキル・経験を盛り込んでみましょう。

応募先の企業でやりたいこと・叶えたいことを書く

応募先の企業でやりたいこと・叶えたいことを書くと、やる気がある印象を与えられます。またモチベーションが高いことが伝わるため、周囲のスタッフに刺激を与えたり長く働いてくれたりすると考えてもらえるでしょう。

ただし「貴店でビジネスマナーを身につけ、成長したい」といったことよりも、「料理長の味を継承し、世に広めたい」など、応募先の企業に貢献するようなことを書きましょう。

自分の得より企業の得を書く

志望動機で「貴店の給料が高いから」「研修で社会人としての力を身につけたい」など、自分が受け取る得について書く方は多いです。企業は学んでもらうために社員を雇っているわけではなく、人手不足を解消し企業の質を上げたり顧客満足度を上げたりするために人材を募集しています。

そのため志望動機では自分の得よりも、自分を雇うことで企業が得られるメリットについて書くようにしましょう。

調理師になりたい人が使える志望動機の書き方

調理師になりたい人が使える志望動機について、例文を紹介します。

ケース①飲食店に応募

私はイタリアンバルで4年間、シェフとして働いていました。シェフとして働く中で、サービス・盛り付けなどを研究するためにさまざまな店舗に伺っています。そこで以前、貴店を利用させていただきました。今までに食べたことがないほど、味わい深いミネストローネに感動しました。私は食事で人々を笑顔にしたいと考えているため、心に残る料理を作る貴店を志望しました。

また◯◯さんのホスピタリティ溢れる接客サービスに、心を打たれました。お客様を第一に考え、料理以外にも気遣うサービス精神の高い貴店なら、お客様を幸せにできる料理が提供できると感じています。

ケース②病院に応募

私は幼少期体が弱かったため、貴施設で入院した経験があります。入院生活の中で、病院食は楽しみの1つでした。病院給食は患者様のメンタル・身体の健康に貢献し、人の役に立てると思っています。そこで自身の経験から、患者様が喜ぶような食事を作りたいと思い貴施設を志望しました。

また貴施設は最先端医療を提供されているため、悩みを抱えた患者様が数多くいらっしゃいます。さまざまな患者様がいらっしゃる貴施設で、どのような疾患の方でも楽しめるおいしい食事を提供したいと考えております。

まとめ

調理師免許を履歴書に書く場合、取得年月日と「調理師免許取得」と記入します。飲食業界・調理師としての就職において、即戦力と見なされる調理師免許はとても有利です。調理師試験への合格・調理師養成学校の卒業のどちらかにて、調理師免許は取得できます。

また調理師になりたい方は、履歴書で明確に志望動機を書くことが大切です。持っているスキル・経験をアピールしたり、応募先の企業でやりたいことを書いたりすると熱意が伝わります。調理師を目指している方は本記事を参考に、履歴書を書いてみましょう。

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