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  3. 外食売上高は84.5と大きく落ち込む 特に飲酒業態は再び壊滅的状況

2021/01/26

外食売上高は84.5と大きく落ち込む 特に飲酒業態は再び壊滅的状況

2020年12月は、新型コロナ新規感染者数が更に増加、度重なる政府・自治体からの営業時間短縮要請や外出自粛要請などにより、客足が急減、店内飲食業態は大きな打撃を受けた。忘年会や帰省など期待された年末需要が消失し、外食全体の売上は前年同月比84.5%と大きく落ち込んだ。特に夜が書き入れ時の飲酒業態は再び壊滅的状況で、「パブ・居酒屋」の前年比は、11月の57.2%から39.1%に急落した。
 全体および業態別概況は以下の通り。( )は、業態合計の対前年同月比


■全体 (売上高84.5%・店舗数96.8%・客数82.1%・客単価102.9%)

■ファーストフード業態(売上高97.0%・店舗数99.0%・客数88.0%・客単価110.2%)
 FFは、洋風など巣ごもり需要で堅調な業態もあったものの、コロナ第3波の影響で客足減少、全体売上は97.0%となった。
 業種別の売上は、「洋風」はドライブスルー、テイクアウト、デリバリーの好調に加え、各社クリスマス時期のチキンの予約販売が好調で、104.8%と唯一前年を上回った。「和風」は、引き続き高単価の季節メニューの好調と、テイクアウトの下支えもあり、前月並みの94.7%。「麺類」は、郊外の路面店に一部回復が見られたが、コロナ感染の勢いは衰えず月後半にかけて客数減で81.9%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、テイクアウト需要の高まりで比較的堅調で96.2%。「その他」は、コロナの影響で昨年のような年末キャンペーンも打ち出せず83.7%であった。

■ファミリーレストラン業態(売上高78.2%・店舗数95.0%・客数75.2%・客単価104.0%)
 FRは、前月末から客数減少傾向が続き、加えて酒類を提供する飲食店等に対する時短要請が全国に広がり、全体の客数は75.2%、全体売上は78.2%となった。
 業種別の売上は、「洋風」はデリバリーやテイクアウトが健闘したが74.0%。「和風」は、忘年会等の需要が振るわず74.2%。「中華」は、テイクアウト・デリバリーに支えられ92.3%。「焼き肉」は、大人数の宴会が消失し88.6%となった。

■パブ/居酒屋業態 (売上高39.1%・店舗数87.6%・客数43.4%・客単価90.2%)
飲酒業態は、コロナ第3波の影響で酒類提供店舗に対する営業時間短縮の要請が全国的に広がり、夜の営業が売上の大半を占めるパブ・居酒屋は特に大きな打撃を受けた。業態全体の売上は39.1%、「パブ・ビアホール」は36.2%、「居酒屋」は39.8%だが、前年同月比20%台の店も出るほど厳しい状況が続いている。

■ディナーレストラン業態(売上高58.1%・店舗数92.3%・客数57.4%・客単価101.3%)
 DRは、これまで時短の要請と解除が繰り返される中、法人や大人数の宴会が全く期待できず、売上は、11月の73.4%から58.1%へ急減した。

■喫茶業態 (売上高71.7%・店舗数96.3%・客数69.2%・客単価103.6%)
 年末には人の動きが更に鈍り、繁華街・ビジネス街はもとより郊外店舗でも集客が減り、売上は71.7%となった。

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